PSソロ紀行

PS250で行く初老お爺のソロ紀行譚

#84■北ツー(16日目)

6/28(火)
おはようございます☀️🙋❗
苫小牧の朝です・・・って、今朝は落ち着いちゃおれん事になったわー。

辺りが明るくなり始めた3時過ぎ。
体に異変を感じる。
モゾモゾ感?と手の痛みで目覚める。
灯りをつけると・・・

なんじゃこりゃ?!
部屋中がアリの大群で埋め尽くされている!
モゾモゾ感の正体は・・・体を這いずり廻るアリ。
うわぁぁぁぁーーー!
もの凄い量に、眠気も一気に覚めたわー。

手持ちの殺虫剤で必死にアリを退治する。
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
シューーッ!!シューーッ!!シューーッ!!
シューーッ!!シューーッ!!

(;´Д`)ハァハァ💦(;´Д`)ハァハァ💦(;´Д`)ハァハァ💦(;´Д`)ハァハァ💦
朝から何やっちょるんだか?

アリとの格闘を終えた頃には、時刻は4時を廻ってた。

手の痛みはアリに刺されたからじゃろな。

左手腫れてしもーた。
トホホ(;´д`)

今日は連泊するけー、死骸の掃除はみんな起きてから掃除機かける・・・?
部屋がこんな状態じゃから、流石にもー寝る気はせんな。

天候は?

今はまだ雨は降っちょらんが、午後からは雨か?
今の内に走っとくかのー?
幸いにも棚に置いちょったヘルメットや着替は、アリの被害にあってないんで、着替えを済ませて外出準備をする。

朝の支笏湖
上空に深い霧が立ち込めちょるが、雨は降っちょらん。

寒くはないけど気温は低めかの?

朝飯食いに行ってみるかの?
国453号から国276号支笏湖通りへ。
苫小牧漁港まで20分の早朝ツーリング。
空気が澄んじょって気持ちえーが、

鹿がバンバン飛び出してくるんで、クラクション&徐行しながら市内に向かう。

海の駅はひっそりしちょるが、そんな中・・・


出入りが激しい駐車場がある。

続々と車がやって来て、駐車場はほぼ満車状態。
皆さんのお目当ては「マルトマ食堂」

時刻は朝の5時を過ぎたばかり。
流石に行列は出来ちょらんけー、ここで朝食食べる事にするわー。


店内はもう満席やね。

観光客8割、漁業関係者2割ってトコか?



例のホッキカレーが名物みたいじゃが・・・カレーは昨日で懲りたかのー?
海鮮を頼まんにゃ後悔しそーなんで、王道?のマルトマ丼を注文する。
程なくして注文した料理が目前に。
おぉぉぉー!

デカ盛り程じゃないけど、刺身の盛りに圧倒的されるわー。

これで1500円はコスパ良すぎじゃろ?
それでは、いただきます🍴🙏

モグモグモグモグモグモグ・・・

旨んまっ!
いや、マジで旨い。
ワシがこれまで食べてきた海鮮丼史上、間違いなく一番の旨さ!
生臭さが全くない。
なのに魚の味はしっかりと感じて、乗ってる具全てが超新鮮?プリプリしちょる。
敢えて難を言うと、具に対しご飯が足りん事かの?
少ない訳じゃないんじゃけど、具が多過ぎてバランスが悪い?
最後は刺身だけで食べちょったわ。

持ち帰りも出来るみたいなんで、ショーケースの商品とサーモントロマヨ丼?を注文し持ち帰る事にした。

朝から大満足でした。
ごちそうさまでした。

さて、これからのスケジュールじゃが・・・
特に目的はないけど、室蘭方面にでも行ってみるかのー?

国235号を南下する。

何が釣れるんかの?

あ?これって?

あの「オカモト石油」じゃね?

やっぱENEOSなんじゃねー。

道沿いにインパクト抜群の建物を発見。

綱元感動市場「かに御殿」?
鮭とヒグマじゃろーか。

メチャでかい!

妙にリアルなんですけど?

可愛さがこれっぽっちもない潔さ。

まだ開店前みたいじゃけー、帰りに寄ってみよう。

ここらはカニが名物なんかの?

カニの店がいっぱいあるが、


寂れた感がある。

まぁ、カニ好きじゃないけーえーけど。
クマ牧場?

登別って温泉の?入浴剤によーあるアレか?
室蘭の前に寄ってみるかの?
段々、温かくなってきた。


国235号から道2号洞爺湖登別線へ。
ここは登別温泉の入口か?

何故に鬼?

あ!クマ牧場。

道350号に進み、温泉街へ。
観光地としては結構栄えてる。

湯煙?

硫黄臭もするわー。

展望台があるみたいなんで行ってみるわー。
登別温泉「地獄谷」って言うらしい。
ココですかな?

それともココ?

よー解らんがこの辺りなんじゃろね。
「地獄谷展望台」



雄大ではあるが、温泉地によーある景色と言えば景色。
先があるみたいなんで行ってみるわー。
遊歩道を進む。


風景が白っぽく変わってきた。


着いた先には木枠で囲われた湯溜まり。

源泉?
有名な場所んかの?
何んか解らんが、恐ろしいくらい興味がないわー。

それでも記念にパチリ。


鬼専用トイレ。

駐車場に戻ると管理人のおっちゃんが「足湯に行かないの?」って言ってきた。
近くに天然の足湯があるらしい。
室蘭へ出発予定じゃったが「天然」っちゅーワードに惹かれ、行ってみる事にした。
山方向に向け暫く走行すると・・・見えてきたんが「大湯沼」

巨大な温泉沼。

駐車場にバイクを停めて、先ずは記念写真。
駐車場から奥手に小さな温泉沼がある。
「奥の湯」


メチャ熱そう。

足湯まではちょっと距離があるみたいじゃが、徒歩で行かんなゃいけんらしい。
大湯沼を眺めながら移動する。
沼から溢れた湯が、

川に流れ込んじょる。

湖畔?はかなりの高温じゃと思うが、

鹿の足跡?

熱かったじゃろーに😅
ここが入口みたいじゃね。

階段を降っていく。

川の方から湯気が立っちょるわー。


おーっ!
えー感じじゃないの。

色んなトコから温泉が合流しちょるんじゃな。

湯の川沿いを散歩。


湯の滝。




気持ちのえー遊歩道じゃね。

到着した?

ココみたいじゃね😆



それでは、足湯いただきます♨️

・・・ポチャーーーン😌

気持ちえーわー!

足元注意?

底は砂利とヘドロっぽい砂。
滑るというより埋まる感じ。


場所により温度が違うんで、ベスポジを探す。
足湯にしては割りと高温かの?
雰囲気えーから身体も心も暖まるわー。
記念にパチリ。

暫くボーっとしてたら観光客のおっちゃんがやって来た。
この遊歩道は温泉街と大湯沼を結ぶ、散策ルートらしい。
「気持ちえーですよ」と伝えたが、雨降る前に大沼湯の方に向かうとの事。
良く良く考えると温泉にシコタマ入った観光客が、わざわざ足湯になんて入らんわなー。
なんて事考えながらボーっとしちょったら、ポツポツと雨が降り始めた。
そろそろバイクに戻るかのー?
余談じゃが・・・遂に三脚も折れたわー😰

二脚状態で何処までイケるじゃろか?

駐車場に戻るとバイクが1台やって来た。
ハーレー?じゃと思うが、ハッとしたんはライダーが被ってたヘルメット。

多分、momoのファイターって型じゃと思う。
ワシのとはタイプ違いじゃが、ワシ以外でmomoのヘルメット被っちょる人を初めて見たわー。

momoさんも本州からやって来たバイカーらしく、本日の苫小牧東発フェリーで本州に戻るみたい。
時間潰しを兼ね来らしいが・・・生憎の天候にガッカリ?
北ツーの間、連日雨に降られてたらしく、残念な旅じゃったと嘆いてた。
心中お察し致します💦
改めてルート選びって重要なんじゃなと思ーたわー。
雑談した後でパチリ。

momoさん、お達者で!

雨が徐々に強くなってきたんでカッパを着る。
室蘭に向かうつもりじゃったが・・・雨が強よーなりそーじゃから、のんびりライハに戻るかの?

登別から国235号に向かう途中、
わかさいも本舗 登別東店」

これって・・・?
北海道に渡ってから、お土産コーナーでちょくちょく見かけるお菓子ブランド?の店じゃない?
広島で言う「もみじ饅頭」みたいなモンかの?
ちーと寄ってみるかのー?


かなり賑わっちょるわー。

お客の年齢層は若干高めの印象。
ワシみたいなんはおらんわー。
2階にはレストランがあるみたいじゃが、観光客向けの価格と品揃え。

クラフトビール工房?

地元風のおばちゃんにオススメを聞いてみた。
やっぱ、オリジナルの「わかさいも」が一番のオススメらしい。

北海道出身の小日向文世がイメージキャラクターみたいやね。
おばちゃん曰く、わかさいもは芋じゃのーて芋の形をしたアンコ饅頭らしい。
道南道央で昔から食べられちょるソウルスイーツだとか。
ちなみにこの店舗では、わかさいもを天ぷらにした「いもてん」なるモンが有名らしくオススメとの事。
確かにバンバン売れちょるわー。


匂いに釣られ、ついつい購入してしもーた。

揚げたてを食べてみたいが、イートイン出来んみたいなんで駐車場で食べてみる。

出来立てじゃからホカホカやね。
それでは、いただきます🍴🙏

モグモグモグモグモグモグ・・・
旨い!

皮?の部分がカリっとして旨いね。
揚げたてじゃから当然かー?
あっという間に間食したわー。

結構重い菓子じゃったけー腹一杯になったわー。
想像よりかなり旨かったが、揚げてなかったら・・・どーなんじゃろ?
好きなタイプの饅頭じゃないかも?
ついでに買った「有珠まん」は、

揚げてなくても普通に旨いお菓子でしたな。

国235号を支笏湖に戻る道中、来た時に見つけた
「かに御殿」に寄ってみる。

クマ達がお出迎え。

可愛さは全くない。


リアルな剥製。
剥製じゃから当然かー。


レストランはガラガラじゃね。


観光客向け?
ホールは、かに中心の市場みたいな感じ。


これも観光客相手の商売かな?



ん?

ご武運を祈ります。

木彫りは未しも、

韓流グッズはないわー。

止めときゃえーのに。
特に欲しいモンもないけー出発するわー。

国235号を、国276号支笏湖方面国へ。
雨は降っちょるけど・・・ちょっと寄りたいトコがある。
昨晩聞いた話じゃが、支笏湖の湖畔を走りきった先に有名な温泉旅館があるらしい。
そこの風呂が凄げーえーんじゃとか?
話の種に行ってみる事にする。

支笏湖畔を走るが、最初の感動は全くない。
雨じゃし😥
結構遠く感じたが無事到着したわー。
「丸駒温泉」

入口の隅でカッパを脱ぐ。
「雨の中バイクで来たの?」みたいな冷たい視線が刺さるが・・・旅の恥はかき捨て。

ココはかなりの高級旅館っぽい。
「マスクしてね」って無言のプレッシャー。

景色もえーし、


綺麗な旅館じゃのー。
廊下の先に、

温泉の入口。

それでは、お風呂いただきます♨️

・・・ぽちゃーーーん😌

うーーん・・・
悪くはないけど・・・なんかはまらんかったわー。
浴室は中で2箇所に分かれてて、手前は比較的新しい展望露天風呂。
廊下を歩いた先に、昔ながらの天然露天風呂がある。
天然露天は、かなりぬるめの湯で船底?からジワリと湯が湧いちょる。
秘湯っぽい雰囲気はあれど、何処となく人工的?で閉塞感のある浴槽に感じたわー。
展望風呂の方は加温してる?のか丁度えー温度。
景観はえーし設備も綺麗なんやけど、よくあるタイプのお洒落さ。
なんか温泉のえートコを半分分けした感じで、中途半端な感じがしたわー。

旅館から外に出ると、凄い雨になっちょる。
気乗りはせんが、びしょびしょのカッパ着てライハに戻る。
気温は上がらんが、こん位なら寒くはないわー。

モラップ樽前荘に到着。
常連じゃないけど「ただいま」って気分。
何だかんだで、えー時間になったわー。
今日はあんまし走ってないけと、雨天走行で結構疲れたかも?
それでも部屋は掃除せんとなー。
廊下の掃除機を拝借して部屋へ。

部屋にはまだ殺虫剤臭が残ってる。
こんだけ匂えば当分害虫は発生せんのじゃなかろーか?
掃除機で廃アリを吸引し、何となくスッキリした。
今晩は現れませんように🎋

かなり早めの夕食をとる。
本日はマルトマ食堂のお持ち帰り。

サーモントロマヨ丼¥400+ホッケ焼き¥220+ホッケフライ¥100+ホタテフライ¥120。
それでは、いただきます🍴🙏

モグモグモグモグモグモグ・・・

旨いね。
トロマヨ丼は微妙じゃったけど、惣菜系はゴージャスで美味しい。
何より、これだけ食べて1000円超えんのんじゃからコスパえーわー。

本日もダイニングでOさんとダベってると、宿泊者Aさんがやって来た。
Aさんはとても陽気な方で、モラップ樽前荘の常連さんらしい。
道内にも精通しちょるみたいで、色んな情報をゲットさせて貰うと同時に、お二人とLINE交換させて戴いた。
久し振りの賑やかな夕べ。
Aさんの奢りで生ビールを飲む。
初始動のビールサーバーに樽をセットする。



それでは、いただきます🍴🙏

コグゴクゴクゴクゴクゴク・・・

プハーーー!


旨いわーー!
既に結構飲んじょるから腹は一杯じゃけど、皆んなで飲むと楽しいね。
北海道に上陸してから一番飲んだかも?

ヘロヘロに酔っぱらっちょっても忘れない、記念のパチリ。

楽しい夜でしたわー。
解散時に、明日朝早くに出発する旨を伝え、早々にお別れの挨拶。

部屋に戻り就寝準備をする。
アルコールと疲れでぶち眠いわー。

おやすみなさい😌🌃💤

■走行距離
・181㎞/4:46
■ガソリン給油
・6.5㍑/¥1066
■飲み物
・ビール ¥560
■食費
・朝食) マルトマ丼 ¥1500
・昼食) わかさいも ¥512
・夕食) 惣菜
    ・サーモントロマヨ丼他 ¥840
■宿泊
・¥1000
■風呂
・丸駒温泉 ¥1000
■洗濯
・なし
■土産
・タオル ¥300
■観光
・駐車代 ¥200
■移動費
・¥0
■雑費
・¥0

【まとめ】
やっぱ雨の北海道は冴えんわい。

室蘭に辿り着けんかったんは残念じゃが、リベンジはせんでえーかのぉ?
オーナーさんに教えて貰ったが、美笛峠は崖崩れで通行止めらしい。
明日は洞爺湖方面に向かうが、ルートはどーしよ?

トラブルはあれど、モラップ樽前荘はえーライハじゃったわー。
これまで沢山のライハに泊まってきたけど、コスパもスペックも断トツNo.1じゃね。